「リプレイ」とは,
TRPGをプレイしている実際の模様を録音し、
ある程度手を加えて文章に起こしたものです。
演劇の台本に似た形式ですが物語と思って読んでいただいて差し支えありません。
というか、リプレイを見ればTRPGがどんなものかについては大体分かっていただけると思います…
以下にリプレイを読むにあたって、TRPGについて知らない方の指標として
用語の説明など簡単にあげておきます。
なるべく不自由無い様に本文中にも簡単な説明をあげてありますので、
不必要な方はこちらも読みとばしてください。
GM:ゲームマスターの略。ゲームの司会進行役。シナリオを進めたりルールの適用
を判断したり、NPC(後述)を操作したりします。
PL:プレイヤー、つまりゲームをする人達のこと。
おのおののキャラクター(PC=プレイヤー・キャラクター)の役割を演じています。
NPC:ノンプレイヤー・キャラクター、つまりプレイヤー以外のキャラクター
のこと。GMが操作する手駒で、プレイヤーに情報を与えたりシナリオの進行に
協力してくれる場合や、逆に敵として立ちふさがるなど使い道は様々。
シナリオに彩を添える存在です。
ルールブック:様々な種類のTRPGがありますが、基本的にはこのルールブックを指標として
行われます。文庫などの廉価なものからセットで入ったボックスと呼ばれるものなど、
形式も様々。
シナリオ:ゲームのストーリーの基盤となる。というものも、小説などと違い
TRPGはPC達の動きによって展開がどうとでも変わってしまうので
決まったストーリーにはならないのです。
緻密な分岐を作っても必ずしも予想通りには行かない
…やっかいだが面白いのはそこなのです。
ちなみに多くはGMが自作しますが(私もほとんど自作してます)、
既成のシナリオも市販されたりネットなどでもたくさん公表されてます。
また、ルールブックに収録されていることもあるので
初心者の方はそういうものを使ってみることをオススメします。
判定:行動の内容は基本的にPLの判断に委ねられますが、
その結果について確率が関わってくるもの(成功するかどうか、など)
に関しては多くの場合サイコロを振って判定します。
これもルールによって非常に様々です。
サイコロ(ダイス):これも使っているルールによって様々なものを使います。
最も一般的な6面体を代表として、4面体・8面体・10面体・・・
大きいものでは100面体なんてのもあります
(普通は10面体二個で代用しますが)。
数字だけではなく記号の描かれたものなんかもあって、
集めるのが結構楽しかったりします。
リプレイを読む基礎知識としてはこのくらい知っていただければ十分だと思います。
これからTRPGをやってみたい、と言う方にはもっと詳しい案内を載せますので、
そちらもご参照下さい。
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