カクオウ:距離がある内に、“スリープ・クラウド”で眠らせてしまおう。

GM:なるほど。確かに接敵するまでに多少時間があるので狙えば味方を巻き込まずに
   魔法がかけられそうです。(警戒宣言していたしな)

アティオ:眠らせるのか、ふむ……(コロコロ……)8。

GM:は、8ぃ?ソレはかからない(笑)

アティオ:戦闘開始だな。

GM:はい、順番に宣言をどうぞ。こっちはそれぞれ前に出てる連中に噛み付く。

キルラ:シェイド撃つか……まあ魔法使う程の相手では無いかな?普通に攻撃しよう。

ヤマーリン:オレは剣で斬るしか無いからな。

クロイツ&カクオウ:攻撃〜。

アティオ:コウモリってどれくらい敏捷度早いの?

GM:18です。早いです。

カクオウ:早!!

アティオ:オレと一緒だ。

GM:3体いるので、ABCとしましょう。

アティオ:Aに攻撃。(コロコロ……)13。

GM:それは当たる。っていうか高いなあ。

カクオウ:それで当たらなかったら絶望的だよ(笑)

アティオ:7点ダメージ。

GM:結構食らったな……。じゃあコウモリの攻撃です。今斬りかかったアティオに1体が攻撃。     
   残り2体は……キルラとヤマーリンにしよう。全員8と言って攻撃。
   ※ザコ敵なので攻撃点だけ固定してます。

ヤマーリン:9で避けた。

キルラ:平目で余裕〜♪

アティオ:11。(余裕顔)

GM:流石にみんな避けたね。

キルラ:お、次オレか。じゃあ攻撃だ!(コロコロ…)さっきから4しか出ないよ!(悲鳴)7!

GM:避ける(笑)ダイス替えたら?

ヤマーリン:攻撃行きます!(気合いをこめて手の中で振る……カラカラカラカラ……)

GM:長い!(笑)

ヤマーリン:(コロコロ…結局出目は3!)もうイイデス……(いじいじ)

GM:それは流石に避けたな(笑)では、クロイツ。

クロイツ:お、攻撃。(コロコロ…)8……。

GM:当たらない。

カクオウ:これって撃っていいもんかな?

GM:あ、そっか。でも敵は飛んでるし、全員攻撃避けたから一応射線通ってるはずですね。
   撃てます!

アティオ:当たれば多分一発で死ぬだろうな……

カクオウ:じゃあコウモリAに(コロコロ…)11!

GM:当たる!

カクオウ:ダメージ11。

GM:でかいな!それで1体死にます。

アティオ:良くやった!

GM:コレ絵的にかっこよいね(笑)では次のターン。残りのB・Cは……またヤマーリンとキルラに攻撃。

キルラ:Bを攻撃します。

アティオ:オレもBだな。

ヤマーリン:Cとタイマン勝負!

クロイツ:じゃあ僕もB。

GM:はい、じゃあアティオから。

アティオ:(コロコロ…出目は10!)

GM:お、すごい!それは当たる。今日のアティオはちょっと違う(笑)

ヤマーリン:相手が弱いと調子いいな!(笑)

GM:ダメージは……5か。少し食らったな。

 続くコウモリの攻撃はキルラ・ヤマーリン二人とも余裕で回避。
 キルラの攻撃は不発……。ヤマーリンの攻撃がヒットしてコウモリCに深手を与えます。
 クロイツはまたも攻撃を外し、カクオウは武器の持ち替えで1ラウンド消費。

 3ラウンド目に入ります。行動宣言は、敵側:アティオとヤマーリンに一回ずつ攻撃。
 PL側:引き続き全員で分担して攻撃 となります。

GM:ではアティオから。

アティオ:11。

GM:あ、避けた。

アティオ:何い〜!!(悔しそう)

GM:こちらの攻撃。アティオとヤマーリンは8を避けて。

アティオ:13!

ヤマーリン:9!避けた。キル坊行け!

キルラ:お、オレか!(コロコロ……)11!

GM:(コロコロ……出目はピンゾロ!)ああー当たる当たる!!

キルラ:ダメージは8点。

GM:それはピッタリ死んだな。死ぬ前にいい経験をした……(笑)

ヤマーリン:うおーーー!!(コロコロ……ダイスを力いっぱい振る)10!

GM:(あ、出目が悪い。)当たったー。

ヤマーリン:8!

GM:それで死にます。

ヤマーリン:よっしゃ!

キルラ:じゃあ槍に刺さったコウモリ抜いてポイっと投げよう……

ヤマーリン:さ、先に進もうぜ。

GM:(こんだけ大騒ぎで戦っていれば出てくるな……)はい、じゃあ冒険者LV+知力で
   全員振ってみて。

一同:(コロコロ……)

カクオウ:6ゾロ!!

GM:すご!?じゃあ洞窟の奥の方から何やら巨大なものがやってくるような気配をはっきりと
   感じ取った。

キルラ:洞窟の外で待ち伏せした方がいいんじゃない?

カクオウ:外に出て隠れよう。

アティオ:そうだな、様子を見よう。まだ敵だかどうかも分からないからな。

ヤマーリン:万一戦いになった時、広いところじゃないと不利だろうしな。

 とりあえず洞窟の外に出た一行。
 “隠蔽”で身を隠すことが出来るカクオウとキルラは技能を使って洞窟入り口に、
 アティオとヤマーリンは前方の少し離れたところに立ち、クロイツは一応平目で
 隠れてみることにします……

カクオウ:14。

キルラ:15。これで敵が前の連中の所に向かって行っても後ろから攻撃できるな。

GM:ふむふむ……(二人とも達成値高いな。)クロイツは?

クロイツ:あ、ハルバードはどっかに立てかけておきます。……
    (コロコロ……出目は
3!

キルラ:流石にハルバードは隠し切れなかったかっ!!(笑)

GM:体勢は決まりましたね?ではそういう状態で待機していると、
   先ほどカクオウが感じたようなズシン……ズシン……という音が、
   今度ははっきりと近づいてきます。そして大方の予想通りですが、
   洞窟の中から巨人が現れます。

キルラ:あ、何だか分かる?

GM:じゃあ姿を見たのでセージ判定振って下さい。

一同:(コロコロ……)

GM:12以上の人。……キルラとクロイツだね。二人にはこれは本来丘や山を
   住処にしている“ヒル・ジャイアント”だと分かる。レベルは8。
   

クロイツ:ふむふむ……

GM:体毛や頭髪は明るい色です。

アティオ:話せそうな感じだな。

キルラ:何で体毛明るいだけで分かるんだ(笑)

GM:……判定成功した人はジャイアント語ですんで、言葉は通じないと思いました。
   性質は穏やかなはずです。

ヤマーリン:分かった奴教えてくれたりしないの?

キルラ:オレはクロイツが分かった顔してるから、特に何も言わない。

クロイツ:前の二人にはオレが教えるよ(笑)「あれはヒル・ジャイアントと言って、
     性格は穏やかだから絶対に敵意を見せてはいけないぞ!」

ヤマーリン:オーケー!!そしたらアイリスちゃんの味方なのかもしれないな!

アティオ:それにしても丘に住んでいる巨人がこんな森の中にいるなんて、奇妙な話だな……

GM:(うん、いい読みだ)洞窟から出てきた巨人は三人を見つけると、様子を伺ってきます。

クロイツ:三人!?僕は、見つかってたのか……(凹)

GM:(当たり前だぁ!!

アティオ: ……!あの赤い靴を見せればアイリスのことが分かるんじゃないのか?

ヤマーリン:そうそう!

クロイツ:赤い靴……持ってるのは……?

カクオウ:……(隠れている)

アティオ:カクオウ、出てきてくれー!!(笑)

カクオウ:いやいや、とりあえず話すとかしてみてくれよー。
     もしかしたら通じるかもしれないぞ。

一同:うーん(考える)

アティオ:……そうだな。やってみよう。
    「オレ達は敵じゃない!!ある人物を探しに来たんだ!!……我々の言葉は分かるかー!?」

GM:呼びかけるんですね。そうすると、非常にカタコトですが一応共通語で答えてきます。
   「オマエたち、誰?何、探シてる?」などと聞いてきます。

ヤマーリン:「女の子!!女の子!!女の子ーーー!!!

GM:(何て語弊のある答え方だっ!!

カクオウ:「人間・子供・女の子!」

ヤマーリン:「人間・女の子・婚約者!!!!

GM:……(ヤマーリン……ほろり)

アティオ:「探しているのは人間の女の子だー!!心当たりは無いか!?」

GM:そうですね、難しいところは理解できないんですが……心当たりがあるのか表情が
   変わります。「アイリス、探す?……連れテ行く?お前らアイリス、連レて行く?」
   

ヤマーリン:「イエス・アイドゥー☆」

GM:「アイリス、連れて行く、許さナい!オマエら、敵!!」
    入り口を離れ三人に向かって行きます。

アティオ:レベル8の相手だろ!?け、結構強いよな!?(汗)

クロイツ:相当強いよ!!!(焦)

ヤマーリン:オレは一言言う!!!「アイリス、ママ、悲しい……

クロイツ:お、それはいいかもしれないぞ!

GM:はい、その様に言われると反応します。「アイリス、親……悲しむ?」

ヤマーリン:「悲しんでる……オレも、悲しい……

クロイツ:そうだヤマーリン、歌だ!歌で伝えるんだ!!オマエの能力は歌だろ!?

GM:(あ、それ面白そう)

ヤマーリン:……よし!!!「オレの歌を聴けええ!!!

一同:(爆笑)

GM:じゃあバード技能+精神力で、達成値出してみて。

ヤマーリン:音楽で分かり合うんだー!!(コロコロ……出目は10!!)

GM:出目良いな!!達成値は13か。

キルラ:巨人はヤマーリンの歌にひどく感動した!!!(笑)

GM:彼は振り上げていた拳を下ろします。感動って程では無いけど、
   気持ちは十分に伝わったと思う(笑)「アイリス、悲しむ……?」

アティオ:「彼女の親は、とても悲しんでいる。……返してくれないか?」

GM:先ほどの敵意は無くなり、大人しくなります。そして非常に悲しそうな顔をしながら、
   洞窟の奥に案内しようとします。「……奥、来る。アイリス、いる。」

ヤマーリン:潜伏する必要は無くなったな。

キルラ:じゃあ地面からボコって出てくるよ。「話は聞かせてもらったぜ……

GM:隠れるって、埋まってたのかっ!?(笑)せっかく何かいい場面だったのに!!

                          06に続く・・・