GM:で、絡むのかい?

ヤマーリン:絡むよ!!「何だキルラ……ってゆうかお前はどうでもいいや。彼女は……誰?」

キルラ:「あ、コイツ?何か逆ナンしてきたんだよ。」

GM:「ぎゃ、逆ナン!?」(笑)

キルラ:「面白そうだから付き合ってみたんだけどさ。」

GM:「あ、こんにちわー。」(ヤマーリンに挨拶)

ヤマーリン:まあ正直趣味はどうかと思うが……とりあえず可愛いから
      「どうしたのかな?」(イイ顔)

キルラ:あ、そういや名前聞いてなかったな。

GM:「あ、え、えと……エレナです。」(何となくたどたどしい)

ヤマーリン:「エレナさん……」またキャラシートに名前が一つ刻まれたよ……

GM:(女性キャラだけいちいち記録してるんですね。)じゃあヤマーリンが来たタイミングを見計らって……
   「あら、もうこんな時間。私そろそろ帰りますね。」

キルラ:「おー。」

ヤマーリン:「送っていくよ!!」

GM:「いえ、大丈夫ですよ。まだ明るいですし……」

クロイツ:「おーい、ヤマーリンちょっとこっち来ーい!掃除サボってんじゃないぞー☆」

ヤマーリン:「お、お前も来てたのか!うわー!!」

GM:クロイツはヤマーリン追っかけて来たわけですね。

カクオウ:んじゃ、入れ替わりくらいにカクオウも入ってきていいですか?

GM:はい、いいですよ。(セリーヌ)「お帰りなさーいカクさーん♪」

カクオウ:「いやー、今日も獲れたよー。」

GM:(信者とキャンプ行って獲物狩ってくるとは。流石)じゃあ女の子が帰ったくらいのタイミングで
   アティオとカクオウも来て、牙亭にはみんな揃った。さ、フリートークどうぞ♪(楽しげに)

ヤマーリン:で……あの子は誰だ?

キルラ:(わざとらしく辺りを見回す)

ヤマーリン:お前だっ!!!

GM:(笑)

アティオ:ん?誰かいたのか?

キルラ:あーあー、あの女か。だから逆ナンだってばー。

ヤマーリン:つまんねーコト言うなっ!あ、あんな可愛い子がなー!!(むきーっ)

カクオウ:ぎゃくなんとは何だ??

キルラ:女の方からナンパしてくることだよ。世の中怖い時代になったよー

カクオウ:怖いのか??

クロイツ:そんなことはどうでもいいんだけどさー。

ヤマーリン:な、どうでもよくな……

クロイツ:(遮って)みんなに手伝って欲しいコトがあるんだけど。

アティオ:む、何だ?

ヤマーリン:………………

クロイツ:うん、僕の同僚のスミスってヤツの弟で不動産業をやってるヤツがいるんだよ。
     それで、扱っているある物件に何か問題があるみたいだから調べて欲しいって
     依頼があったんだ。なかなか売れないとか、住んでる人が出て行っちゃうとか……

アティオ:ほーう……

カクオウ:それは専門の建築技師に聞いた方が早いんじゃないのか?

ヤマーリン:いや、きっと家に呪いか何かあるんだよ!!ここはやはり俺達冒険者こそ専門ってやつだろ!!

クロイツ:ヤマーリン、たまにはいいこと言うじゃないか♪

アティオ:うん、たまにはイイコトを言うな。

ヤマーリン:……

GM:ヤマーリンの扱いひどいですねー(笑)

ヤマーリン:そうだなー、うまい具合に依頼成功したら、俺がその家ってのに住みてえなあ。

アティオ:もうそんな話か?

ヤマーリン:だってさー、教会の寮じゃ流石に女の子連れ込めねえじゃん。

キルラ:まあヤマーリンだしな(笑顔)

ヤマーリン:……何それ。

クロイツ:まあその辺の細かい話とかは、明日依頼人から直接聞かないといけないからね。

カクオウ:でも、ヤマーリンが住むんだったら別に呪いを祓う必要無いんじゃないのか?

ヤマーリン:はぇ?

アティオ:そうだ。お前が住むならその必要は無い。お前呪われた家に住め(びしっ!)

GM:何て乱暴な展開だ!(笑)

ヤマーリン:あ、でも女の子のファントムが住み着いてるとかだったら、別にいいかも……(妄想)

キルラ:バードってのは必要以上にロマンチックだなあ(呆)

GM:(当たらずとも遠からずかな。何せこのシナリオは……くくっ)

 さて、一行は詳しいことは翌日依頼人に伺うことにします……

GM:この晩は家族会議しつつ更けていきます。

クロイツ:家族会議ぃ!?

GM:皆さんはそれぞれの寝床へと帰っていきます。それで……牙亭に宿泊しているのは誰だったかな?

キルラ:オレと……

アティオ:オレだな。

GM:他の人は神殿だったね。(ヤマーリンとクロイツ→チャ=ザ神殿 
   カクオウ→マーファ神殿に普段泊まっている。)二人は同じ部屋なの?

キルラ&アティオ:ま・さ・か!!!絶対に無いね!

GM:(おお、ハモった)何時頃寝るのかな?

キルラ:うーん。適当。

GM:では、キルラはそろそろ寝ようかなーという時間になった。

キルラ:はいはい。

GM:しかし、その夜は妙に寝苦しいというか……暑くてなかなか眠れない。

キルラ:そういう季節なのか?

GM:と、いうより自分の体が熱いように感じる。

キルラ:……風邪かなあ?

就寝中ヤマーリン:がまた生え変わってきたか?

同じく就寝中アティオ:脱皮するんじゃないか?

GM:キルラは何科の生き物なんですかっ!!?(笑)

キルラ:じゃあ外を一回りして……夜風に当たってから寝ようとする。

GM:ではいつもよりだいぶ遅い時間になって、ようやく寝付くことが出来ました。

キルラ:明日は医者に行こうかな……

GM:では翌朝!

ヤマーリン:ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃー♪(某超有名RPGの宿泊時BGM)

クロイツ:やっぱその曲だよな。

GM:今日は依頼人に話を聞くという約束をしていました。なので、みんな集合時刻には牙亭に来ているはずです。

クロイツ:いつも通りラックをかけてから集合しよう。

GM:では、依頼人との面会が正午だったので、集合は10時ということにしよう。
   さて、みんなが起きて来るくらいの時間のこと……牙亭で寝泊りしているアティオは、
   キルラの部屋から悲鳴が聞こえるのに気づく。

アティオ:ん?

キルラ:きゃーーーーー!(笑)

GM:そんな感じ。何だか甲高い声だ(笑)

アティオ:何だぁ!?

GM:行って見る?すると、キルラの部屋には何故か女の子の姿が……

アティオ:………………

一同:(沈黙)

アティオ:「誰だ、お前は?」

GM:さて、キルラは朝起きると自分の体がいつもと違う気がして鏡を見る。なんというか、
   ふっくらしてまるで女のコみたいですね。ビックリして声を出すと、その声が何故か高いんだ(笑)
   で、そうこうしている内にアティオと鉢合わせて……

アティオ:「誰だお前は!キルラをどこへやった!?」

キルラ:あーあーあー……(混乱)じゃあ窓ガラスを割って逃げよう!パリーン!!

GM:何故逃げるんだーーー!!!?一応、着地してみて。まあシーフだし二階くらいなら余裕だろうから
   ピンゾロ以外無事だな。

キルラ:(コロコロ……)11。

GM:じゃあ特に問題ないが……後でガラスは弁償してもらおう(笑)
   えーこうしてバタバタしていると皆が牙亭に揃ってしまいます。

ヤマーリン:よう、キルラどうしたんだヨーウ。(わざとらしく)

アティオ:き、キルラの部屋に変な女が……(汗)

ヤマーリン:女?可愛いのか?

GM:キルラいつもどんな格好で寝てるの?

キルラ:Tシャツに……短パンとかだな。

GM:要するに肌着かな。女性としては不審な程薄着の女が居たわけだ(笑)

アティオ:うむ、恥じらいの無い感じだったな。オレを見るなり窓ガラスを割って逃げたぞ(笑)

GM:(爆笑)

アティオ:余りにも怪しいので成敗しようと思った程だ。

ヤマーリン:おいおい、女の子は成敗しちゃダメだぞー!

クロイツ:じゃあ男のヤマーリンは成敗だね♪(エモノを握りつつ爽やかな笑顔)

アティオ:とにかく、キルラの姿は無いぞ。

ヤマーリン:うーん、今回の依頼はあいつのシャーマン技能が無いと困るんだがなあ……。

GM:さて、いったん場面をキルラに切り替えようか。
   窓ガラスを蹴破って逃げた仮称:キル子さん、どこに向かうのかな?

キルラ:人気の無い所……

GM:隠れるんですか(笑)

キルラ:いや、とりあえず医者に行こう!

GM:なるほどね。じゃあどこかの診療所に行き当たったよ。「はい、次の方ー?」

キルラ:「実は私は男なんですけども……

GM:「……」何かの紙切れを渡された。
   「相談ならここに行ってね。心のケアをしてくれるから。はい、次の方ー?」

ヤマーリン:フォーセリアに精神科とかあんのかよっ!?(笑)

GM:(ちょっと悪ノリし過ぎたかな?てへ)

キルラ:冷静になって、考えた。オレあの時逃げなくて良かったんじゃねえか……

GM:やっと冷静になったかっ!?(笑)

アティオ:うん、いい展開だな。

キルラ:普通の診療所じゃダメだ!こういう時は賢者の学院とかに行けばいいのか?

GM:基本的に構成員以外相手してくれるのかなー?しかもあからさまに怪しい人だし……

ヤマーリン:まあ魔法関連の相談なら乗ってくれるはずだと思うけどね。

キルラ:そうだ、神殿に行こう!そんで呪いを解こう!!

GM:(呪いじゃないけど)で、何の神殿に行くの。オランならたいてい揃ってるはずだが。

キルラ:何の神殿に行くべきだろう?

GM:そうだな、クロイツとカクオウの勤めている、つまりチャ=ザとマーファの神殿の場所なら
   すぐに分かったということにしよう。

キルラ:マーファって大地の神だっけ?じゃあそこに行ってみる事にした。

GM:了解。しかしカクオウは今頃牙亭にいるはずですよね?

カクオウ:まあ集合の時刻にはいなくなってるだろうね。

キルラ:じゃあ120ゴールド払ってちゃっちゃと呪いを祓おう。

GM:(ゲーム違います)「何にお困りなのですか?」神殿の人です。

 ※正直こんな簡単に相談に乗ってくれるのか分かりません。まあいいか。
  ……SFC版はこんなノリでしたね、マーファ神殿。

キルラ:「朝起きたら女になってたんだ。」(どーん)

GM:「迷える子羊よ……」嘆かわしい目で見ています。

キルラ:「えー、呪いでこういうのって無いの?」

GM:じゃあちょっと位が高そうな神官が出てくるよ。
   「呪いで性別が変わる、というのは聞いたことが無いですね。」

キルラ:ふうーむ。

GM:「ひょっとして、何らかの毒を服用したのではないのですか?」

キルラ:「毒!!?」

GM:「ええ、性別が転換される毒ならば聞いたことがあります。確か……ムーンライト・ドローン……。」

キルラ:「……もっかい言って。」

GM:「ムーンライト・ドローンです。珍しい毒物なのですが。私も文献で読んだことがあるだけです。」

キルラ:「ムーンライト・ドローンか……むーむーむー。ん、毒ならキュア・ポイズンかけてくれよ!!」

カクオウ:ただ、金がかかるよね(笑)

GM:「ええ、きちんとお布施を用意していただければ魔法をかけることも出来ますよ。
    必ず解けるという確証はありませんが……」

キルラ:金取るのかよ!いいよ、マーファなんてもう知らない!やっぱり町の方へ行こう。

GM:ワガママ言うなよ(笑)

アティオ:パンツとシャツのままなのか?

GM:じゃあ親切な神官さんが外套を貸してくれた。「その格好ではあんまりでしょう。」

キルラ:くそう……帰って仲間たちになんとかしてもらおう。でもあいつら……血気盛んだからなあ(不安)

GM:約一名迫りそうなヤツもいるしねー。

ヤマーリン:しないよ!今までだって女の子に強引に迫ったコト無いでしょー!!

一同:……(嫌な沈黙)