SWRPGリプレイ・ヤマーリンズシリーズvol.4

 

 鏡写しの輪舞曲

 

GM:じゃあ前回のおさらーい!!男同士の熱い友情が芽生えたりしつつオランに帰ってきましたー!!

 ※何のことだか全く分からないと思いますが、ネタバレになるのであえて詳しく言いません。
  その内更新される(はずの)リプレイ参照……

GM:みんなそろそろレベル上がってきたねー。カクオウなんか5じゃん、結構有名人ですよ。
   「あいつらポっと出の癖にナマイキじゃん」とか言われているはずだ。

キルラ:才能が違うよ……(かっこつけてる)

アティオ:センスが違うんだな……(かっこつけてる)

GM:前回からは2週間ほど経っています。ので、キャラクターの好みで生活費を減らしておいて下さい。

一同:(いそいそとキャラカに書き込んでいる)

GM:さて、ある日の朝の白獅子の牙亭ですが……みんな何してるのかな?

カクオウ:今日って平日ですか?

GM:(えーと……)休日です。

カクオウ:じゃあ、信者たちと町外れの森にキャンプに行ってます。

ヤマーリン:オレ……あと二時間寝るー……(幸)

クロイツ:……ヤマーリンは放置プレイだ。

アティオ:修行している。

GM:普段一番最初に牙亭に来るのって誰かな?

キルラ:あー、オレだ。

GM:(ん、やっぱりキルラか。予定通り)ではキルラはいつもの通り白獅子の牙亭にやってきた。
   (店主のセリーヌさん)「
あらキルちゃん、おはよう。

キルラ:じゃあ朝飯でも食おうか。「何か無いのー?」

GM:「え、何かって……?」

キルラ:「余りモン!!

GM:……(たかりに来たのかい)
  「そんなの漁りに来たわけ?……しょうがないわねえコレでも食べてなさい。」
   昨日の余りの食品を少し出してくれるよ。

キルラ:じゃあお魚くわえて飛び出していく。

GM:(何しに来たんだ)

クロイツ:「こんなもの僕に食えって言うのかー!!」とか言いながらちゃっかり食うんだろ(笑)

GM:「そうそうキルちゃん、ちょうどいいところに来たわ。お願いがあるのよ。」

キルラ:「はい?」

GM:「お駄賃あげるから、ちょっとお使い行ってくれない?」

キルラ「(そっぽを向いて)ちっガキ扱いかよ……

GM:「今小さい声で何か言った?」

キルラ:「ううん、なぁに?」(可愛い声)

一同:(爆笑)

GM:「まとめて頼んでおいた調味料が今日届いてるのよ。重たいから、ちょっと行って来て。」

キルラ:「はいはい。どこに?」

GM:「商店街の少し先にある、『可愛い雌鹿』ってところよ。」

キルラ:……バンビーナ。

GM:うんバンビーナ。「この符丁見せてお金渡すだけだから。」お金は少し多めに渡してくれる。
   「好きなお菓子でも買っていらっしゃい♪」

キルラ:何か扱い悪い気がするなー(スネる)

ヤマーリン:18歳って言ったらもう大人だよなあ?

クロイツ:完璧ガキ扱い(笑)

GM:だってキルラって何か子供っぽいんだもん。(このPTの貴重な子供ショタ成分だし)

アティオ:牙亭の人にとっては幼く感じられるのだろうな。

キルラ:んじゃー行ってきます。

GM:店自体は本当に近所なので問題無くたどり着いた。ただ荷物ってのがハンパ無く重い。

キルラ:一生懸命背負って帰るんだな。

GM:すると帰りの道。道の端に何やらうずくまっているものを見かける。

キルラ:道の端……?

GM:何やら苦しそうな呻きをあげていますね。

キルラ:ちょっと見る。

GM:明らかにそちらをチラ見しつつ唸っていますね。結構可愛い女の子です。

キルラ:素通りして行く。(キッパリ)

GM:(ちっ)「た、助けて下さい……」

キルラ:まあ助けを求められたら行かないわけにはいかねえなあ。

GM:「き、気分が悪いんです……」

キルラ:医者とかってあるもんなの?

GM:神殿以外にも民間人が経営してる診療所みたいなものがある。

キルラ:じゃあ「あっちの方に行くと医者があるから」(爽やかに)

GM:「つ、連れて行ってくれないんですか……?」

キルラ:「え、連れて行って欲しいの?」っていうか荷物が重いんだよなあ……

GM:「じゃあ、ついていってもいいですか……?」

キルラ:「そうか、じゃあ仕事が終わったら医者に連れて行ってやるから、一緒に来るかい?」

GM:「ああ、ありがとうございます!」よろよろとついて行く。

キルラ:んじゃ、まあ勝手に来い。

GM:では牙亭に到着するとお水なんか飲ましてもらって……
   「ああ、ありがとう。大分気分が落ち着きました。」

キルラ;何だ簡単だな(笑)

GM:「あなたのおかげです!そうだ、お礼にお酒でもおごらせて下さい。」

キルラ:「お、いいねえ♪」

GM:じゃあ世間話などしつつ酒を酌み交わす。
   
「最近は冷たい人が多いんですね……あなたがいてくれて助かりました。」

キルラ:「ハイハイ」と言って飲む。

ヤマーリン:……ってとこにヤマーリン行ってもいいかなあ?

GM:あ、いいですよ。じゃあちょっと待ってね。

キルラ:情勢がゴタゴタになりそうだな……

GM:夕方くらいまでそんなこと話しながら飲んでいる。で……変則的だけど、ここでちょっと場面を止めます。
   時間は巻き戻ってクロイツ!朝の礼拝が済んでヤマーリンにお説教なんかした後……お昼ごろのことです。

クロイツ:ん?

GM:同僚の誰かが君を呼んでいるらしい。

クロイツ:「ん?スミスかな……?」

GM:じゃあスミスで。「よう、最近調子はどうだ?儲かってるのか?」

クロイツ:「儲かるって……僕らの仕事はそんなんじゃないだろう。」

GM::「いやいや冒険稼業の方だよ。随分羽振りがいいみたいじゃないか。」

クロイツ:「ああ、そっちか。まあそれなりに有名にはなってるみたいだけど。
     僕らなんかポっと出だからさあ〜

GM:「そう謙遜するなよー。」

クロイツ:「まあ上の方には結構目をつけられてるみたいなんだけどさ〜♪はっはっは!

ヤマーリン:こいつちっとも謙遜してねえ……(脇で苦笑)

GM:「それでさ、ちょっと頼みがあるんだけど……」

クロイツ:「どうしたんだい?」(気を良くしているらしい)

GM:「お前と、お前の仲間の腕を見込んでなんだが……俺の弟は土地を扱う仕事をやってるんだよ。」
   まあつまり不動産業だと思ってくれ。「それで数ヶ月前からある家の管理を任されているんだ。」

クロイツ:「ふむふむ……」

GM:「その家なんだが……妙な噂がたっているらしくてな。買い手が決まらなくて困っているらしい。
   それで俺に相談して来たんだが……何と言うか(言葉を濁す)」

クロイツ:「お前はその家を見てみたのか?」

GM:「……いや、俺は行ってないんだ……その、幽霊屋敷って噂のある屋敷でな……」

クロイツ:「まず自分で行って見てみろよ!プリーストだろっ!(笑)」

GM:「だって怖いだろー!!!オバケーー!!」

クロイツ:「そんなんが神官やってていいのか……(遠い目)」

GM:「まあお前ならピカピカ光ったり出来るし(※ホーリーライトのこと。)

クロイツ:「しょうがないなあ……じゃあとりあえず調べに行ってみるよ。」

GM:「まあ何も起こんなければそう伝えてくれれば、噂がデマだったってことで収まるだろうからさ。」

クロイツ:「今度うまい酒でも奢ってもらうよ♪」

GM:「もちろんだよ!やっぱお前は頼りになるなあ。じゃあ俺の弟に話つけておくから、明日の昼に会おう。」
   店の名前の書いてあるメモを渡された。弟の名前はニコライと言うそうだ。

クロイツ:「じゃあ僕の方も仲間に話をしておこう。」

ヤマーリン:と……その隙を見計らってオレは抜け出す!!(笑)

クロイツ:それでさっきの場面に繋がるのか(笑)

GM:(あ、何か以外な程うまく行った)と、一方その頃のアティオ。牙亭に寝泊りしてたはずだよね。

アティオ:そうだな。普段は情報を集めたりしている。

GM:じゃあセリーヌさんから言伝がある。
 「さっきアティオちゃんがいない時に、綺麗な女の人が尋ねてきたわよ。」

アティオ:「オレに……?」

GM:「ええ、髪の長い人よ。」

不在ヤマーリン:浮気のニオイがします!ぷんぷん!

GM:(なんで浮気なんだ)

アティオ:「ふむ……誰だろう。何か言っていたか?」

GM:「しょうがないからまた来るって言ってたわ。」

アティオ:「そうか……誰だろう?まさか……」まさかヤマーリンのイタズラとか……

ヤマーリン:オレそんなにいたずらっこだったのか!?(笑)

GM:さて、場面を戻そうかー。再び夕方の白獅子の牙亭です。

ヤマーリン:さーて、オレを出してもらおうか(うずうず)

GM:では酒を飲んでいる二人をヤマーリンが目撃(笑)

ヤマーリン:「ああああああ!?あのっあのっあのコは誰誰誰誰何処何処何処ドコ!?」(錯乱している)

GM:(悲しいくらい素直なリアクションだ)

ヤマーリン:………………ヤケ酒だあーーー!!!