GM:前方にフードを被った人物が見えます。こいつが精霊魔法“ウィル・オ・ウィスプ”
(周囲を明るく照らしたり、敵にぶつけて攻撃したりできる光の精霊)を放ってきたのです。
ヤマーリン:敵は何?
GM:じゃあ姿が見えたところで皆さん判定して下さい。セージかバードね。
平目の方も一応振って下さい。
一同:(コロコロ…)
GM:11以上出した人はみんな分かる。あの肌が黒くて耳が尖ったやつはきっとダークエルフだ〜!
アティオ:……オレはダークエルフには特別な感情を持ってるからな……
(※アティオはダークエルフに因縁を持っているのだ。詳しくはキャラ紹介を見てね。)
GM:ダークエルフは多くの場合暗黒神を崇拝していたりして、このゲームでは悪役として
使われることが多いキャラです。
クロイツ:ああ〜(頷いている)
GM:ここは二階の廊下です。さほど広くはないので前に立って戦えるのは二人まで、として下さい。
キルラ:オレはどっち向きに吹っ飛んだの?階段転げ落ちるの?
GM:いえ転げ落ちる必要は無いです。よろける程度で。
キルラ:血の泡を吹きながら「お、おばあちゃんが見える…」
GM:では、戦闘開始です。敏捷度順に行動どうぞ。こっちは今の攻撃で終了。
アティオ:オレは前に出る。エンチャント・ウェポンかけます!(コロコロ…)発動。
GM:ハイハイ自分にね(笑)怒りに燃えるアティオの刀剣は光に包まれた!
キルラ:じゃあオレも前に……
カクオウ:あなた生命点あと2点ですよっ!?(怒)
キルラ:じゃあここにいるー。
GM:(カクオウさん…ほろり)キルラは待機ね。
キルラ:あ、下がった方がいいのかな?
アティオ:その方がいいんじゃないのか?
GM:少し下がれば魔法が届かない位置には行けます。
キルラ:下がりながらたいまつに火をつける、ってできる?
GM:(簡単な行動なら可、かあー)うん、出来ることにしよう。
カクオウ:なぜ階段上る前にやっとかなかったんだあー!!(血涙)
いきなり生命点に大ダメージを食らってしまい、後退を余儀なくされたキルラ。
精霊魔法“ファイア・ボルト”(火の精霊の力を借りて火球を敵にぶつける魔法)
の準備としてたいまつに火をつけました。
しかし、この行動が後にとんでもない悲劇を招くことは、GMにすら予測できなかったわけで…
GM:次はヤマーリン。
ヤマーリン:オレも前に出て攻撃します!8!
GM:ごめん避けた。回避点結構高いよ〜まあ当たればモロいんだけど……
カクオウ:そういえば敏捷度は?
GM:19です。
一同:早いっ!!
クロイツ:ぼくのターンですね。
カクオウ:どっちが回復する?
クロイツ:僕がします。「回復してあげるよ、キルラ〜♪」
キルラ:何かむかつくな。
クロイツ:9点回復!すごーい僕。
GM:一気に全快だな。
カクオウ:ううーん、どうしようかな…(すごく悩んでから)じゃあ抵抗に専念。
GM:じゃあみんな終わりね。2ラウンドの頭です。こちらの行動…どうしようかなー。
見た感じ神官ぽいのが2人いるな。シェイド(闇の精霊を操る魔法。周囲を闇に閉ざしたり、
敵にぶつけて精神点にダメージを与える)かけよう。
カクオウ:そうかなあ、神官ぽいかなあ。
クロイツ:僕はモロに神官だ。
GM:精神点にダメージ行くよ。抵抗判定してー(コロコロ…)出目高いぞー16!
ヤマーリン:MPにダメージ?やばいなあ…
アティオ:16…6ゾロだったら抵抗できるな!!(笑)
クロイツ:出るわけないだろ!!(コロコロ…出目は11!)
一同:惜しい〜!!
カクオウ:(コロコロ…やはり抵抗できない)
GM:ダメージは…(コロコロ…)
キルラ:20。
GM:そんなん死ぬよ(笑)うわ出目低い。8点ー。
カクオウ:6点ダメージか。
アティオ:オレの番か。……剣に持ち替える。
ヤマーリン:またかよ!!
GM:(戦闘前に準備できてれば良かったんだけどねえ)
キルラ:あ、オレか。ファイア・ボルト撃つ。
GM:ちなみにこの状態からファイア・ボルト撃ったら下手したら仲間に当たるから気をつけてねー。
キルラ:おおっとぉ!!
……懺悔します間違えました。ファイア・ボルトはファイアボールなどと違い、
効果範囲が“個人”となっているので例え接敵していても味方に当たるはず無かったのでした。
“組み合い”のルールと混同していました。
この場面でダメージを受けてしまったヤマーリンと、魔法失敗させられたキルラごめんなさい(汗)
ヤマーリン:2点ダメージか。ちょっとお尻に火がついたかな。
クロイツPL:(キルラになりきって?)「ヤマーリン、お前にゃクロコゲがお似合いだぜ!!」
GM:キルラはそんな子じゃないだろ。
キルラ:あー、気をつけろよー。(笑顔)
GM:(ああこういう子だ。)
ヤマーリン:しょうがねえなあ、ここはオレが奴を一刀両断に…
GM:避けた。
ヤマーリン:あたーんねー!!(笑)
この後クロイツも攻撃を外します。(クロイツ:僕は…役立たずだ…)
カクオウは乱戦状態の味方に打撃力42を浴びせるのを恐れ、再び待機。
調子が出ないぞヤマーリンズ!……GMのルールミスも手伝って戦闘はぐだぐだな状態に。
(ごめんな)
そしてこの後のラウンド、とうとう恐ろしいことが……っ!!
GM:3ラウンド目。ダクエルの行動ね。…前衛3人にキルラのたいまつの火を利用して、
ファイア・ボルト!
カクオウ:そうか周囲10M以内に炎があれば使えるんだ!
GM:(いつもながら鮮やかな解説ありがとう)14と言って魔法!抵抗出来るかな?
一同:(コロコロ…)
アティオ:出目が9で、12。
ヤマーリン:出目が3!7。
クロイツ:ピンゾロ!!(笑)
GM:全員かかったな・・・ダメージは・・・(コロコロ…)わーーーーーーーー!!!!?
一同:6ゾロオオオオォ!!?
GM:魔法で・・・17点・・・ダメージ(放心)
・・・オープンダイス恐るべし。一話目で初心者相手にキラーGMとかあり得ません。
死人だけは出ないように必死で祈ります・・・
キルラ:死ぬ?みんな死ぬ?(どきどき)
GM:レベルのみで減点してください・・・(みんな1か2なんだよね・・・)
対象の3人:倒れた。
ヤマーリン:ま、まだ終わらないぜ!!
GM:そうだ!ま、まだ死んだとは限らない!!生命点いくつ?
ヤマーリン:−3。
アティオ:−1。
クロイツ:おれも−1〜。
アティオ:・・・・・・これが劇的ってもんだ!!分かるか!?←(誰に言ってるの?)
GM:死亡したかどうかの判定ですが、生命力抵抗力を基準として目標値が7。
生命点がマイナスになっている分は引いて下さい。
クロイツ:僕は・・・まあラックあるからな。
GM:ヤマーリンは6以上振れば生きてる!!
ヤマーリン:(コロコロ…)出した!!ぴったり6!!
GM:(アブねー!!)
アティオ:分かるか?これが運命と言うものだよ…←(だから誰に言ってるの?)
(コロコロ…)出た!!
クロイツ:目標4以上か。こういう時に限って3とか出すんだよな・・・
(コロコロ…)うん生きてる。
GM:ふへーびっくりしたぁ・・・
ヤマーリン:今俺たちのHPってどうなってるの?
GM:とりあえずマイナスの状態になってます。死んではいませんが。
キルラ:だけど瀕死か。
GM:そうです。回復してあげなければ起き上がれません。起き上がるには1ラウンドかかります。
キルラ:これってダークエルフが倒れてる3人に止めをさす可能性ってあるの?
GM:その恐れもある。
カクオウ:でも明らかに自分の命を狙ってる奴を無視して止めをさすなんてことはしないと思う。
キルラ:スネア(大地の精霊を操る魔法。地面を隆起させて相手を転倒させる)で嫌がらせとか
出来るかな?
GM:ここは屋内なのでノームがいません。
キルラ:そっかー。じゃ、ブラウニー(建物の精霊。家事など簡単な命令に従う)呼ぶか!
「おい、あいつ殺して来い」
GM:一応言っとくがブラウニーに殺しは出来ん。
キルラ:いいよじゃあデストラクション撃つよ!よぉーし!(コロコロ…)11。
GM:(コロコロ…)うわ出目悪!?つーかかかった!
気絶中の3人:おおー!
GM:ダクエルさん次のラウンド魔法撃てません!しかも攻撃点と回避点にマイナス1の修正。
さてカクオウさん、気絶中の仲間を回復……
カクオウ:はあー?そんなの撃つに決まってるじゃないですかっ!!
気絶中アティオ:おい!?回復してくれよオイッ!!(絶叫)
GM:そっか前衛倒れてるから射線が通っているんだ!!つーか今一人しか回復役いないのに!?
キルラ:このギリギリの緊迫感がたまらねえなあ。
瀕死中アティオ:……オレまだ一回も攻撃してないんだけど…(いじいじ)
クロイツ:僕は寝大仏の格好しているよ。←(臥仏像のことでしょうか)
キルラ:よーしおっさん撃てい!!
カクオウ:行きます!!クレンクィンクロスボウー!!
棺桶に片足アティオ:おっさん付け焼刃だろそれー……
カクオウ:(コロコロ…出目は5)ぐわあ!!えーと9!
GM:マイナスついても避けてます!!(笑)