GM:さて、戦闘終わっていきなりなんですが、皆さん冒険者技能+知力ボーナスで振ってみて
   下さい。

一同:(コロコロ…めいめいダイスを振る)

GM:(達成値を確認・・・)じゃ、キルラとクロイツだな。二人は後ろの茂みの方からガサ・・・と物音がするのを感じた。

キルラ:「みんな何かいるぞー!」

ヤマーリン:どうする?

クロイツ:ここはシーフに任せよう。

キルラ:じゃあオレ見に行く。

クロイツ:その背後から武器構えて様子見る。

カクオウ:クロスボウに矢を番える。

GM:ではキルラが見に行くと、人が血を流して倒れているのを見つける。女の子だ。

キルラ:(みんなに)「人が倒れてる、女の子だー!」

クロイツ:(ヤマーリンに)だってさ。残念だなあ、回復魔法使えなくて♪(イヤな笑い)

ヤマーリン:(悔しそう)お、オレが・・・町まで連れて行く!!

クロイツ:じゃあヤマーリンとはここでお別れだね・・・(微笑)

カクオウ:(背後で二人がもめている間に)応急手当してあげよう。

GM:(・・・漁夫の利だ)ではしばらくすると女の子は目を覚ます。「あ、あなたたちは誰・・・?」

キルラ:「ゴブリン退治を任された冒険者たちだよ。」

GM:「私はルジェっていいます。」ちなみに聞き覚えがあるはずなんだが・・・

カクオウ:さっき町長のとこで聞いていたな。

キルラ:あの先走って出て行った奴らか。

GM:話を聞くと、残り二人はさっさと逃げて町に戻ったんだけど、この子だけ残って戦って
   たらしい。

クロイツ:女の子だけ最後まで残って戦ってたの!?残りの男たちは一体何考えてるんだ!

GM:だってチキンなんだもん。

ヤマーリン:(かっこつけて)「お嬢さん・・・ここから先は危険だ?」

GM:「ええ、私は傷を負ってしまったのでいったん町に帰ります。」

カクオウ:「じゃあこのゴブリン三体の首を持って帰りなさい。」

GM:それはイヤだ(笑)

キルラ:「こっから先はオレたちに任せておきな。」

GM:「あの、皆さん気をつけて下さい、やつらただのゴブリンじゃありません!」

キルラ:うん、知ってるよ。(きっぱり)

GM:(ウソつけ!!ただのゴブリンに苦戦してただけだろ!!)「精霊魔法を使ってくる
    ゴブリンがいました!それに、一人ローブを着た人間みたいな奴もいました。」

キルラ:人間が黒幕にいやがるのか?どんな感じだった?

GM:「ローブをすっぽりと着込んでいたのではっきりとは見えませんでしたが・・・」

カクオウ:背の高さは?

GM:そうだなあ、この中ではキルラとおんなじくらいかなあ(アティオがいればアティオが一番
   体格近いんだろうけど・・・)

キルラ:どこら辺まで踏み込んだ?

GM:「やつらはこの先の建物をねぐらにしています。場所は突き止めたのですが入り口で
    撃退されてしまいました。」

キルラ:ってことは入り口で待ち伏せしてたりするんだろうな。裏口はありそうだった?

GM:「多分無いと思います。」

クロイツ:「貴重な情報をありがとう。じゃ、君は先に町に帰るんだ。」

GM:では傷を癒してくれたカウオウに向かって「待って!」

カクオウ:はい?

GM:「良かったらこれを使って下さい。」と言って、銀製の筋力12のブロードソードを渡して
    くれる。

キルラ:ラブシーンだ!!ドワーフ相手なのに!!(笑)

クロイツ:カクオウさんその剣貸してください・・・(←家の中ではハルバードが
     振り回せないこと予期。)

カクオウ:いいけど壊すなよ。後で矢尻になるんだから……

クロイツ:だったら壊れたっていいじゃないか!!(笑)

カクオウ:欠けたとこもったいないだろう!?

GM:(色々と台無しになったな…)ルジェは「気をつけてー!」とか言いながら町に帰って
   行きます。

ヤマーリン:帰り道大丈夫かい?(心配)

クロイツ:いいからお前はこっちに来い☆(耳をつかんで引っ張る)

ヤマーリン:ああーれぇー・・・

 さてここで・・・一行が歩いてやってきて戦闘してルジェを手当てして気がつくまで待っていた間に
 件の書置きを見つけてダッシュで追いかけてきたアティオが合流(笑)

 本当はアティオにはぜひかっこよく登場してもらおうと思っていたのですが・・・

 全員描写不可能な程大騒ぎしすぎで登場シーン演出する暇
ナシ
 (アティオ:あの…オレ、参加していいの……? GM:あ…どうぞ…)_
 本人置いてきぼりにして盛り上がるなよ(笑)

 こうして、やっと全員揃って隠れ家にたどり着く運びとなりました(ちょっと苦しいけどw)

GM:(気を取り直して)森の少し開けたところに普通の二階建てくらいの規模の建物があるのが
   見えました。

カクオウ:見張りは?

GM:特にいないようです。

キルラ:ここはシーフのオレが先に忍び込むとか?

カクオウ:火炎瓶でも投げ込むか?

クロイツ:そんなもん持ってたのか!?(笑)

ヤマーリン:家があるんだろ?なら入ろうぜ!!(即決)

カクオウ:決断早いなあ!?(汗)

アティオ:……もう少し、慎重になった方がいいんじゃないのか?

キルラ:待てい!ここはオレが調べる。

GM:じゃあ罠感知ね。キルラはシーフレベル+知力で感知してみて。

キルラ:(コロコロ……)7。

GM:(低いなあ)罠は無い、と思った。ちなみに失敗した場合も「無い」って告げられるからね。

キルラ:(みんなに)「罠は無いぞ!……だが保証はしない。」

カクオウ:……聞き耳もしてみたら?

GM:(ナイス指摘)

キルラ:なるほど!じゃあ聞き耳(コロコロ…)12!

GM:うん、中に何者かの気配を感じる。そうだなあ……3体ってところ。

キルラ:「3人くらい中で待ち伏せしてるぞ。」

カクオウ:外から見た感じ、中はどのくらいの広さですか?

GM:一階は3〜4部屋で構成されてそう。二階は一階より狭くなっていて、
   廊下とあと二部屋くらいかな。

カクオウ:(ぼそっと)実家と同じくらいかな…

ヤマーリン:じゃあ……入っていいかな?(うずうず)

GM:では待ち伏せに気がついていたので警戒しつつ扉を開けたということで。
   互いにペナルティ無しで不意打ち判定を行います。
  (※本当は「警戒していた」などの状況は予め宣言が必要なのですが、
   今回は初セッションなのでその辺を考慮してかなり甘口のマスタリングをしています。)
   レンジャーの人は技能レベルに知力足して判定して。

カクオウ:(コロコロ……)15。

GM:ぎゃあ高い!(悲鳴)では不意打ちは不可能っと。
   扉を開けた瞬間案の定ゴブ達がいるのが分かります。

カクオウ:何が何体?

GM:予想通りゴブリン3体。ただ奥にいる一匹だけは何となく身なりが違う。

カクオウ:判定しましょう!平目だ〜(コロコロ……)8。

GM:セージか、バードでも判定出来ますよ。

ヤマーリン:(コロコロ)13。

クロイツ:平目で5です。

キルラ:(コロコロ)10。

GM:10以上の人は分かる。あれは精霊魔法を操る“ゴブリンシャーマン”だ、と思った。

カクオウ:やつは……金持ちゴブリンだなあ!?(←失敗した)

GM:そのシャーマン1体だけ少し後ろに下がっていて、前衛に2体のゴブリンがいる……
  (図を書きながらコマを配置している。戦士たちが部屋の中に入り、それぞれ前衛の
   ゴブリンを二人ずつ分担。カクオウは戸口から射撃に臨む形になる。)

ヤマーリン:魔法を使ってくるのか!マジゴブだ!

カクオウ:いやシャアゴブだよ!(シャー・・・マンだから)

GM:(……赤いのか?)では戦闘に入って下さ〜い!

ヤマーリン:敏捷度が一番高いのは?

アティオ:オレだ。

GM:ゴブリンズは一律13ね。

アティオ:私は魔法を使う。“エンチャント・ウェポン”だ。

GM:はいどうぞ、誰にかけますか?

アティオ:自分に決まっているだろう!?

GM:(笑)じゃあ発動したかどうかだけ振ってください……うんピンゾロでないからかかった。
   アティオは打撃力が+5になりました。MP減らしておいてね。

アティオ:次のラウンドで剣を持ち直さないとな・・・

キルラ:オレの番か。ゴブシャーマンがいるんでしょ?

GM:うん、一体奥にいる。

キルラ:じゃあゴブシャーマンに“デストラクション”(精神集中を乱し呪文を阻害する魔法)。

GM:おお、かっこいいじゃないか。どうぞ。(ダイスカラカラ振りながら)抵抗しちゃうぞー☆
   (コロコロ…)13と言って抵抗!

アティオ:……無理っぽくね?無理っぽくね!?(笑)

キルラ:7!

GM:残念。消滅しましたー。

ヤマーリン:ジュスター(アティオのこと)には左から上がってって欲しいからオレは……Bを攻撃。

GM:どうぞー。

ヤマーリン:(コロコロ…)9。

GM:当たった。

ヤマーリン:よおっしゃ!(コロコロ…)おお!クリティカル!

GM:すご!じゃ、とりあえずもっかい振って……

ヤマーリン:(コロコロ…)18!

カクオウ:うわ高!

GM:うわああと1点しか残ってない〜。

クロイツ:生きてるのお!?

アティオPL:やるなゴブー(←?)

GM:ゴブリンの攻撃。ヤマーリンと…もう一人前に出てるのは誰?

カクオウ:ヤマーリンが一人で引き受けるらしいよ。

GM:そうなのか!じゃあ(コロコロ…)一回目が12・・・二回目も・・・10!やばくね!?(汗)

キルラ:当たるんじゃねー両方?

ヤマーリン:(コロコロ…)一回当たった。ダメージは・・・3点食らった。

アティオ:結構痛いねえ。

ヤマーリン:やばい、あと残り8点!

キルラ:大丈夫大丈夫、ヤマちゃんだし☆

GM:おっとゴブリンシャーマンのターンだ。さーてどうしてくれようかな・・・キルラに仕返し!
   “コンフュージョン”(相手を混乱させる精霊魔法)!!(コロコロ…)魔力足して12!

キルラ:おお余裕だ!9出せばいいんだ

GM:9って余裕じゃないぞー……

キルラ:(コロコロ…出目は9!!)

クロイツ:おおー出してるし!!(笑)

GM:じゃあ何も起こらなかった・・・(悔しい)

クロイツ:次は・・・僕かな?

GM:どうぞ。武器は持ち替えたんだよね?

クロイツ:うんブロードソード。(結局カクオウに借りた)Bが死にそうなんだよね?

ヤマーリン:Bが残り1点。

クロイツ:じゃあBに近づいて・・・攻撃だー!(コロコロ…)11!

GM:それは当たるなあ。

クロイツ:出目が4・・・で8点。

GM:死んだー。はい、カクオウさん。

カクオウ:シャーマンを撃つ!

GM:(後ろに下がったのがアダになったかな、狙い撃ちだ・・・)どうぞ。

カクオウ:うーら!!(コロコロ…)13。

GM:当たっちゃいます。

カクオウ:やったあっ・・・打撃力42だ!(笑)

GM:なんじゃそらあああああ!!

カクオウ:クレンクィン(ニヤリ)

キルラPL:♪クレンクィン走ってゆけークレンクィンどこまーでもー・・・(歌ってる)

GM:意味分からん(笑)

カクオウ:(コロコロ…)よっしゃ!10!

クロイツ:クリティカルだあー!!

GM:死ぬ!!死ぬって!!(絶叫)

カクオウ:ダメージ・・・26!!

GM:死にましたっ!!

一同:どーん!!(笑)

GM:まだ無傷のゴブリンが一匹いるもん!さあ2ラウンド目だ行動宣言どうそー。

アティオ:(無言で剣を構える動作)←1ラウンド目で魔法使って剣を捨てていた。

GM:エンチャントもったいねええええええ!もう戦闘終わるし(爆笑)

クロイツ:意味ねええええ!!(笑)

アティオ:さっきはアレだけ時間かかってたのに(笑)

 やはり全員揃うと気持ちの強さが違うのでしょうか?
 残ったゴブリンもこのラウンドであっさり殲滅。

 絶好調だヤマーリンズ!この後がむしろ怖いぞ!