GM:(一気に進むとアティオの出番が無くなっちゃうなあ。まあ適当に時間差をつけよう)
   じゃあアティオが寝てる間に支度して交渉まとめに行って下さい。

ヤマーリン:そんなに人数要らないだろうからオレは広場でギター弾いてるよ。

GM:…別行動好きですねえ。

ヤマーリン:そんな知り合ったばっかのヤツ(男)らといつも一緒にいたいとは思わないぞ!!
      オレ自己中だもん。

GM:(女の子なら初対面から口説くくせに)では、三人で行ってもらおう。

クロイツ&キルラ&カクオウ:はいはい。

GM:町長さんは快く出迎えてくれる。「いやいや、丁度冒険者の方を探して便りを出していたん
   ですよ。こんなに早く来てくれるなんてありがたいです。」

クロイツ:「それで、成功報酬はどのくらいになるんでしょうか?」(瞳キラキラ)

キルラ:話が早いだろ!?

GM:(第一声がそれかい!!)「ほ、報酬の話ですか?では一人500として1500Gでどうでしょう?
   ( ※3人であることを前提にしている)」

クロイツ:「神は言っておられます。それでは足りないと…

カクオウ:(たたみかける様に)「何を言っておるのです!もう既にわしらの仲間が戦いにより
     二人も傷つき倒れておるのですぞ!!」

GM:……。

 よく考えてみたらPTの良心であるはずの神官が二人とも守銭奴じゃねえか!!
 他にも報酬もらえるアテがある癖に!
 しかもそれは宗教をタテにした脅しだ…(涙)

 あんまりそういうことしてるとプリースト技能剥奪されちゃうぞ?

GM:「そうですねえ、祭りの成功はこの町の財政に大きく関わってくる大問題です。
   (少し考えて)…では、3000払いましょう!!!」

一同:おおお!!!

GM:「ですから、必ず、か・な・ら・ず!!ゴブリンを撲滅していただきますよ!!!」
   完全に成功報酬ですからね。

キルラ:3000もらえるからには任せろ♪

 ゴブリン退治にしては破格の報酬ではありますが、まあ相場からそこまで外れているわけでは
 ありません。
 …それに倒すのがゴブリンだけで済むとは限らないからね…(ニヤリ)

カクオウ:「ちなみに、何をもって成功とみなされるんですかな?」

GM:基本的にはゴブリンの殲滅。まあ、逃げてしまったものは状況的に二度と町を襲ったり
   しないようなら別にほっといてもいい。

カクオウ:「どうやって証明すればいいでしょうか?」

GM:うーん(ちょっと考えてる)

カクオウ:…殺したゴブリンの耳だけ切って持ってくるとか…

GM:そりゃ怖いよ!!!(悲鳴)じゃあ巣窟になってるところに使いを出して確認しに行くということで。  「確認がとれ次第報酬をお支払いします。」

クロイツ:「ではその依頼、お受けいたします!」

GM:それから、この町は前に言った通り銀細工工芸がさかんです。そこらへんを安く調達できるコネ
  をつくってもくれるそうです。ちなみに銀製武器は普通の武器の5倍もの値段になります。

カクオウ:はい!銀の矢尻がいっぱい欲しいです!

キルラ:槍が欲しい!

アティオ:レイピアが欲しい!

クロイツ:銀製にするメリットって何なの?

GM:うん、メリットは魔法生物などの…

カクオウ:銀の武器し効かないモンスターにダメージが与えられる。

クロイツ:へぇ〜(感心)

GM:……(セリフ取られた…)そういうことです…

アティオ:ほう、便利じゃないか。

クロイツ:それじゃ、詳しい話を聞いておこう。

キルラ:「ゴブリンが出るって言う裏の森ってどんなとこ?危険なもんとかあるの?」

GM:「いえ、特にそういうことは無いです。そこは昔祭器などを格納する倉庫として使用することに
   していたんですが、街が大きくなってきたので、数年前に施設を移動したんです。
   今は何も残っていないはずです。」

クロイツ:じゃあ廃墟なんだ。

GM:うん。普通の二階建ての建物みたいなのをイメージしてくれればいい。

クロイツ:「天井は高いですか?」

GM:…え?

カクオウ:(予想がついたのか無言で笑っている)

クロイツ:「2M85以上ありますかッ!?

GM:「普通の二階建てくらいの建物」がそんなにあるかっ!?(笑)

 クロイツは『ハルバード』という特殊な武器を好んで用いています。これはポール・ウェポン、
 いわゆる長柄武器の一種なんですがようするにべらぼうに長いわけです。
 熟練が必要ではありますが様々な攻撃に対応でき、リーチの活かせる広い場所での戦闘中は
 非常に有用です。しかし当然ダンジョンなど狭いところを探索するには全く向いていないのです。

クロイツ:その廃墟って壊しちゃったりしていいもんかなあ?

GM:(どんだけ暴れるつもりだ)まあ使ってない建物だから別にいいだろうけど、危ないよ?(汗)

ヤマーリン:(クロイツの武器に)てゆーかそんだけ長いと中に入れないだろ?(笑)

キルラ:「町長、こいつに何か武器を貸してやってくれねえか?」

GM:「え、武器ですか?」

キルラ:ほーちょーとかでいいよ〜。

カクオウ:え、まさか他に持ってないの!?

クロイツ:無いよ(けろり)。

カクオウ:……(アタマを抱える)

GM:(駆け出しの冒険者、おそるべし)町長は武器は持ってないそうです。
   ところでクロイツって筋力はいくつ?

クロイツ:19。筋力だけは強いんだよね(笑)

GM:おお、高いなあー。(実はこの後武器調達のイベント用意してるんだよね。)
   んで、町長さんはみんながごちゃごちゃ言ってると「さっそく向かって欲しいんですが…」
   とか促してくるよ。

キルラ:今何時くらいなの?

GM:騒ぎがあったのが昼過ぎで、なんだかんだで夕方ってところかな。

カクオウ:ゴブリンって夜行性じゃなかったっけ?

GM:えーと…(ルールブック見ながら)暗視がきくとは書いてあるけど、特に夜行性ってこと
   ではないらしい…っというのがさっきセージ判定に成功した人なら分かるよ。

キルラ:「ゴブリンは○○ポケモンじゃぁー。」

GM:まあ、そんな感じかな(笑)

クロイツ:まあさっき昼間行動してたわけだから、夜は寝てるってこともあるだろう。

GM:さて、そんな風にいつまでもだらだら喋ってると、青年が慌てて走りこんできます。
   「ちょ、町長!!大変です!!!」

キルラのPL:「なんじゃあ、騒々しい。」

GM:(勝手に町長役やってるし。まあいいか…)「ルジェ達が、ゴブリン倒しに行くって勝手に
   出てっちゃったんだ!!『冒険者が来るのを待っていられるか!』なんて言ってて…」

一同:あーあバカだなあー。

GM:三人組の若者だそうです。ある程度ウデに覚えはあったらしいですが、かじった程度の戦闘技能
   ではいくら相手が最雑魚でもケガしてるかもしてるかもしれない・ってお話です。

キルラ:うん、そいつら助けないとな。

クロイツ:「助けてさしあげますので更に礼金を…(¥)」

GM:っお前はそんなに金が欲しいか!!

クロイツ:だってチャ=ザだもん。

カクオウ:いや意味がわかんないから…

GM:(チャ=ザなら他人の幸福をもっと祈れ…)町長はそろそろ、「こいつら金のことばっかり
   じゃねーか」って目で見始めるよ。「とにかく、依頼がうまくいってから改めてお話いたし
   ましょう…」(呆)

クロイツ:「では今から行きますよ。」

カクオウ:え、今から行くの!?←(アティオと合流するために時間を稼ぎたい)

クロイツ:状況が変わりましたからね。

キルラ:しょうがねえな、仲間を集めなきゃ。

アティオ(就寝中):さて、オレは6時間程経ってから起きて合流するわけだが…
     事態をこいつらは伝えてくれるのだろうか…(遠い目)。

クロイツ:ここはパーティーがピンチになったところでさっそうと駆けつけるってのがかっこいいぞ!!

GM:そう思うなら書置きでも残しておいてやりなさい。

クロイツ:今頃ヤマーリンは子供に石投げられてるのかな……(笑)

GM:あ、そういえばバード技能使って歌ってたよね。

ヤマーリン:うん、公園か広場みたいなとこにいる。でもみんなの目を覚まさせるやかましい歌
     (呪歌“アーリーバード”のこと。眠っている生き物を起こしたりする。)しか歌えない
      んだよね。

GM:そうそう、町中では普通の歌うたって、小銭稼ぐことが出来るんですよ。
   LV×LV×2D×歌った時間分のガメル。

ヤマーリン:(コロコロ)6。

GM:じゃあ6ガメルだね。LVが2になると単純に4倍だから結構稼げる様になるよ。

キルラ:あ、そういえばオレって「ウィンドボイス」使える!これでみんなに伝えられるんじゃない?

GM:あ、でもそれ風の精霊の力を使うから建物の中には届かないんだよ。
  距離も500Mに限られるし……

カクオウ:500Mだったら直接呼びに行ったほうがいいよ(笑)

キルラ:ぶっちゃけキモチワルイだけだな(笑)

GM:では、アティオに書き置きを残してヤマーリンを呼びに行ったのでいいのかな?

クロイツ:うん。

キルラ:「ゴブリン退治に行ってきます……探さないで下さいと!(満足げに)

GM:……(まあいいか)ではみんなが広場に着くと、ヤマーリンが歌って6ガメル稼いでいます。

クロイツ:「あいつはあれで幸せそうだから、置いていきましょう!」(イイ顔)

ヤマーリン:待て待てーい!(笑)「女の敵は、オレの敵!行くぞ、下僕共!!」

クロイツ:……お前はもうずっと歌ってろ。

カクオウ:さて、先走った連中はどっちに行ったのかな?

GM:先程聞いていた通り、町の裏側に森の中へ続いている道があるのが分かります。

キルラ:(ヤマーリンに説明している)ま、こういうわけで先走って突っ込んでいった連中が
    いるわけだ、迷惑なことに。

ヤマーリン:はあ!?そんな奴等ゴブリンの足下に跪いてるのがオチだっつーの!(怒)

GM:(まあみんなそう思うわな……ニヤリ)道を進んでいくと、すぐに森に行き当たった。
   ではここからは行動をはっきりと宣言してね。

 レンジャーであるカクオウを先頭に、一行は森の奥へと進んで行きます……

GM:さ、ここで先頭のカクオウはレンジャー技能+知力で振って下さい。

カクオウ:(コロコロ)…10!

GM:(ちぇ、不意打ち失敗)では物陰から何かが飛び出してきました!

クロイツのPL:「わきゃきゃきゃきゃ!」(またやってる)

GM:ゴブリンが4体です!ちなみにここは割りと広い道ね。既に接敵してるのですぐ殴れるよ。

 さてさて、みんなが合流したものの、未だに全員揃っての戦闘とは相成らず・・・
 予定は少々変わったが相手はゴブリン・かるーく蹴散らして次のステージに行ってもらいたい・・・
 ものですが・・・どうなることやら。